【レビュー】今度の「ALMIGHTY DOCK TB」はMacBook以外でも使える ‒ スライドスイッチ搭載のUSB-Cドッキングステーション「ALMIGHTY DOCK TB5」

フォーカルポイントから、USB-C接続のドッキングステーション「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」が発売されます。
「ALMIGHTY DOCK TB5」の最大の特長は、MacBook ProやMacBook Airの2つのUSB-Cポートに同時に挿して使えるほか、スライドスイッチで一方のUSB-Cコネクタを収納することで、iPad Proなど多くのUSB-C搭載デバイスでも使用できるところです。従来の「ALMIGHTY DOCK TB」シリーズは、USB-Cコネクタが2つ固定されていて、MacBookシリーズ専用でした。

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5

現在、クラウドファンディングによる事前予約販売が行われています。

製品化される前の動作サンプルをメーカーからお借りできたので、レビューします。
動作サンプルのため、実際に製品として出荷されるものとは仕様が異なる可能性があります。

拡張ドックの機能としては、以下のポートが拡張されます。

  • USB-A 3.2 Gen 1×1ポートが2ポート
  • 90Wまでの電源供給が可能なPD対応USB-Cポートが1ポート
  • 4KまでサポートするHDR10対応のHDMIポートが1ポート
  • 最大2TB対応のSD/microSDカードスロット
  • パススルーのUSB-C(Thunderbolt 3/4)ポートが1ポート(MacBook シリーズ接続時のみ)
TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5

MacBook Air (M1, 2020) に接続して「システム情報」で確認してみました。
固定されたUSB-Cコネクタ(手前側)にハブ機能が追加されます。
スライドするUSB-Cコネクタはそのままパススルーで「ALMIGHTY DOCK TB5」を通過するので、「システム情報」上では何も接続されていない状態になります(下のスクリーンショットのハイライトされている「USB 3.1バス」)。

システム情報

パススルーなので、USB-C機器だけでなく、接続したMacBookが対応するThunderbolt 3/4の機器を使用することもできます。

Thunderboltデバイスを接続

スライドスイッチで奥側のコネクタを収納して使う場合(MacBookシリーズ以外で使う場合)は、パススルーのUSB-Cポートは機能しないことになります。

USBハブ部分にストレージ系を接続してみました。

機器を接続

いずれも最高5Gb/秒の速度で接続されていることがわかります。

外付けSSD

外付けSSD

外付けハードディスク

外付けハードディスク

SDカード

SDカード

SD/microSDカードスロットは、書き込み禁止スイッチに対応しています。
それは当たり前のことなのでは?と思いましたが、他の同様の製品の多くが書き込み禁止スイッチに対応していないことを今回初めて知りました。たしかに他の製品で試してみると、書き込み禁止にしていても普通に書き込みやファイル削除ができてしまって驚いています。
安心してSDカードが使えますね。

カラーは、MacBookやiPadにマッチするシルバーとスペースグレイの2色。
ここでは自分のMacBook Airに合わせたスペースグレイを使用しています。

スペースグレイ

サイズは、約127mm x 41.7mm x 14mm。
重さは64グラムでした。

64グラム

MacBook Pro/Airに最適化されたモデルでありながら、多くのUSB-C搭載デバイスにも対応する「ALMIGHTY DOCK TB5」。
複数のデバイスを持つことが当たり前となった昨今、これひとつあればさまざまなデバイスで使える便利なドッキングステーションです。

「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」は現在、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて最大35%オフの5,555円から先行予約販売されています。
クラウドファンディング期間は、2021年9月30日まで。配送予定は2021年10月以降です。

GREEN FUNDINGのクラウドファンディングページへ

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