PowerBook G4 Web
トラブルシュート

PowerBook G4に関するトラブルの情報をまとめてみました。
質問や間違いの指摘などがありましたら,会議室までお気軽に。

トラブルシュート
INDEX
項目
作成日 最終更新日
液晶に白い斑点が現れる 2003.12.15 2004.9.25
音が聞こえるまで時間がかかる (Mac OS X) 2003.6.2 2003.6.2
バッテリ残量表示が100%にならない (Mac OS X) 2002.9.17 2003.2.22
Mac OS X 10.2でバッテリ警告が表示される 2002.9.9 2002.9.9
DVDの字幕がずれる (DVD Player 3.0) 2001.11.13 2001.11.16
DVDが外部モニタで再生できない (Mac OS X 10.1) 2001.10.3 2001.10.3
DVD再生時に雑音が入る 2001.8.28 2001.8.28
スリープから復帰すると音が出ない 2001.6.14 2001.8.10
PowerBook Firmware Update 4.1.8について 2001.5.7 2001.5.7

バッテリ駆動時に持ち上げると電源が切れる

2001.5.7 2001.5.7

CDやDVDの挿入がうまくいかない

2001.5.7 2002.5.25

液晶にキーボードのあとがついている

2001.5.7 2001.6.21

液晶の明るさや濃さが均一でない

2001.5.7 2004.1.5

液晶にドット落ちがある

2001.5.7 2001.5.7

日本語入力時,意図せずに確定してしまう

2001.5.7 2004.1.5

ゴム製の足がとれてしまう

2001.5.7 2003.6.18
自動でスリープしない 2001.5.7 2002.9.9

日付と時刻がリセットされる

2001.5.7 2001.12.10

液晶に白い斑点が現れる (2003.12.15作成 2004.9.25更新)

15インチのPowerBook G4で,液晶ディスプレイに白い斑点が現れることがある。
当初問題なくても,時間経過とともに現れる場合もある。

この場合,保証期間内であれば無償で交換されるケースがほとんど。

2004 年 9 月 24 日に「15 インチ PowerBook G4 ディスプレイリペアエクステンションプログラム」が公式に実施された。保証期間が過ぎていても,販売店の出荷日から2年以内の申し込みであれば,無償修理になる。
対象となるモデルは,2003 年 7 月から2003 年 11 月の間に製造された下記シリアルナンバーのPowerBook G4で,白い斑点群が現れているもの。

V7334xxxxxx 〜 V7345xxxxxx
QT331xxxxxx 〜 QT339xxxxxx

この中には,アルミニウム15インチの初代1GHz, 1.25GHzモデルのほか,チタニウムモデルの最終型867MHz, 1GHzモデルも含まれる。
詳しくは「15 インチ PowerBook G4 ディスプレイリペアエクステンションプログラム」ページを参照。

音が聞こえるまで時間がかかる (2003.6.2作成)

Mac OS X 10.1.2以降において,サウンドが聞こえるまで3, 4秒ほど時間がかかることがある。またすぐに音を鳴らす場合には遅延は発生しない。
これは省電力のため,サウンド用ハードウェアが30秒間使用されない場合にはスリープさせるようになっているために発生する(詳しくは下記TIL参照)。

TILでは外部USBスピーカを使用することで回避できることがあると書かれているが,「KeepSoundAwake」というフリーのソフトウェアで回避することもできる。
これは,20秒に一度無音のサウンドを再生することで,サウンド用ハードウェアの停止を防ぐ働きをする。

TIL#106766 Mac OS X: くるくる回るディスクポインタを伴うサウンドの遅延

▲INDEXへ

バッテリ残量表示が100%にならない (2002.9.17作成 2003.2.22更新)

PowerBook G4 (Gigabit Ethernet) 以降のPowerBook G4(12-inch 17-inch も含む)で電源プラグを差しているにもかかわらずMac OS Xメニューバーのバッテリ残量表示が95%〜99%にとどまっている問題。

これは,正常な状態。
これらの機種ではバッテリの寿命を延ばすために,短いサイクルでの充放電を繰り返さないように設計されている。そして95%未満まで残量が減った場合には100%まで充電される。

Apple Knowledge Base #88344:PowerBook G4, iBook: Battery Does Not Show Full Charge in Mac OS X(英文)

▲INDEXへ

Mac OS X 10.2でバッテリ警告が表示される (2002.9.9作成)

Mac OS X 10.2で,バッテリ残量が十分あるにもかかわらず,バッテリ残量が少なく表示され「予備電池電力で動作中です」という警告が出ることがある。これは,長時間のスリープからの復帰後やACアダプタを抜いた後に起こることが多いようだ。
この場合は,底面のバッテリにあるインジケータを確認して,残量が十分あればこの警告を無視してもよい。
現在,Appleでは問題の原因等を調査中。

Apple Knowledge Base #106991:Mac OS X 10.2: Erroneous "You are now running on reserve battery power" Alert(英文)

▲INDEXへ

DVDの字幕がずれる (DVD Player 3.0) (2001.11.13作成 2001.11.16更新)

「Apple DVD Player 3.0」で字幕が右に寄ってしまい読むことができない問題。Appleによると,この現象が起きるのは PowerBook G4 (Gigabit Ethernet),iMac (Slot Loading)の2機種だというが,他の機種でも発生しているという情報もある。
この問題はAppleも認識しており,現在解決方法を検討中とのこと。現状では,Mac OS 9で起動するしか方法はないようだ。

Mac OS X v.10.1.1にアップデートしたところ,この問題が解消したという複数の報告があった。(2001.11.16)

Apple Knowledge Base #60935 : DVD Player 3.0: Subtitles Not Centered(英文)

▲INDEXへ

DVDが外部モニタで再生できない (Mac OS X 10.1) (2001.10.3作成)

Mac OS X v.10.1で「Apple DVD Player 3.0」を使用する場合,外部モニタやテレビをつないでの再生ができない。
この問題はAppleも認識しており,現在解決方法を検討中とのこと。それまでは,内蔵ディスプレイで再生するか,外部モニタで観たい場合はMac OS 9.1で起動するしか方法はないようだ。

TIL #60895JN DVD Player 3.0: PowerBook に接続した外部モニタでは表示できません

▲INDEXへ

DVD再生時に雑音が入る (2001.8.28作成)

DVDを再生しているときに,断続的にプチプチという雑音が入ることがある。
これを回避するにはコントロールパネル“アピアランス”のサウンドで「サウンドトラック:」を「なし」にして再起動する方法が有効だという。それでも改善されない場合,初期設定フォルダから「サウンド初期設定」を削除して再起動したり,PRAMのクリアを行ったりすることで解決されることもあるようだ。

▲INDEXへ

スリープから復帰すると音が出ない (2001.6.14作成 2001.8.10更新)

スリープから復帰すると音が出ないことがある。音量調節をしてみても変化はない。
こんな症状はMac OS Xを併用している場合にに多く見られるようだが,その因果関係ははっきりしない。

この現象は,どうやらスリープからの復帰後にヘッドフォンが接続されていると誤認識していることから起こるようだ。これはコントロールパネル“サウンド”のスピーカを見てみるとわかる。そんな場合は,本体左のヘッドフォンジャックにプラグを差して抜くことで内蔵スピーカに切り替わる。
また,コントロールパネル“省エネルギー設定”の告知で「スリープ解除時にサウンドを鳴らす」設定をしておくとかなりの確率で回避できるという。

TIL#88164JN「PowerBook: Mac OS X 10.0 から Mac OS 9 に切り替えると音が出なくなる」によると,Mac OS Xを使った後にMac OS 9に切り換えると,サウンドが出なくなる問題を回避するのに,切り換え時に再起動ではなくシステム終了→起動を行う方法を紹介している。ただし,この問題の原因については現在調査中とのことだ。

▲INDEXへ

PowerBook Firmware Update 4.1.8について (2001.5.7作成)

PowerBook Firmware Updater 4.1.8を実行した後に,他社製のメモリを認識しなくなる場合がある。これは,安定性を増すためにメモリの互換性を厳しくチェックするようになったことに起因する。JEDEC の規格に準拠しているメモリであれば,問題なく使用できるということだ。
メモリが認識されなくなった場合は,メモリの販売元や開発元に問い合わせることが必要になる。
また,今後新たにメモリを増設する場合は規格にあったものを購入するように注意したい。

Glenn's Macintosh TCP/IP and networking pageでは,使用中のメモリが問題を起こさないか事前にチェックしたり,認識されなくなったメモリを再認識させる「DIMM First Aid」を公開している。使用はもちろん自己責任で。

なお,「Medical Macintosh」のFAQ: Memory trouble with Firmware Updateでは各メーカー・型番による読者からのフィードバックも寄せられている。

TIL#60839JC Firmware Update: 4.1.7/4.1.8 へアップデートすると、規格外の他社製メモリを使用できないことがあります
TIL#75132JC PowerBook Firmware Update 4.1.8 に関する情報と、ソフトウェアのダウンロード

▲INDEXへ

バッテリ駆動時に持ち上げると電源が切れる (2001.5.7作成)

バッテリの接触不良により,持ち上げるなどの力を加えた場合に突然電源が切れる個体がある。
まず,下記TILの記事を参照してリセットスイッチが押し込まれた状態になっていないかを確認。それでも現象が再現するならば,アップルのサポートに連絡を取ると,対策済みのバッテリと交換されるということだ。

なお,HDD交換などで裏ぶたの脱着をしたのちにこの現象が起こったという例もあることから,裏ぶたを取りつける際のアライメントのとりにくさにも原因がありそうだ。なお,米Appleのサイトには裏ぶたの取り外し/取りつけを説明したPDFがある。

TIL#88095JC PowerBook G4: コンピュータが予期せずシャットダウンする

▲INDEXへ

CDやDVDの挿入がうまくいかない (2001.5.7作成 2002.5.25更新)

スロットローディングになった初めてのPowerBookだが,いまひとつ挿入がうまくいかない個体もあるようだ。しばらく使っているうちに“あたり”がついてスムーズにいく場合が多いようだ。ただし,ひどいものは調整に出したほうがいいだろう。
また,裏ぶたのアライメントがうまく取れていないことが原因のひとつとして挙げられるようで,HDD交換などの作業後に発症したりすることがある。きちんと裏ぶたをはめるのも解決法のひとつかもしれない。なお,米Appleのサイトには裏ぶたの取り外し/取りつけを説明したPDFがある。

Gigabit Ethernetモデル以降のドライブはディスクの80%程度まで挿入しなければならない。また,12cmサイズのディスクにしか対応していない。
8cmサイズのディスクについては,初代のPowerBook G4は対応しているが,2001年10月発売のGigabit Ethernetモデル以降は対応していない。
なお,いずれの機種も円形以外のディスクには対応していない。

挿入されてもデスクトップにマウントされない場合については,PRAMクリアやパワーマネージャのリセットが有効なことがある。
なお,Apple システム・プロフィールでドライブのRevision番号がHA18未満の場合はファームウェアのアップデートを行うほうがよい。→PowerBook G4 DVD-ROM Update

TIL #88288JC PowerBook G4 (Gigabit Ethernet) and (DVI): ディスクがコンボドライブの中に引き込まれない

▲INDEXへ

液晶にキーボードのあとがついている (2001.5.7作成 2001.6.21更新)

使用中には気にならないが,電源を切って注意して見ると,うっすらとキーボードのあとがついている。このあとは,丁寧にふき取ることで消すことができる。
液晶保護フィルムなどを貼っておくこともひとつの解決策。Arvel製のものや「CRYSTAL VIEW for PowerBook G4」は両面テープなどを使わずに自己吸着力で貼るタイプなので,目立たずに使用できる。
また,id east endからシリコーン製の液晶保護シート「Bookmark 4G4」が,マイクロソリューションからはEPDMという新素材でできた液晶保護フィルム「Scratch Guard for PowerBook G4」が販売されている。これらは,液晶を閉じるときに本体との間にはさんで用いる。

TIL#24961JC PowerBook (Bronze keyboard, FireWire and G4): ディスプレイ表面にキーボードの跡が残る

▲INDEXへ

液晶の明るさや濃さが均一でない (2001.5.7作成 2004.1.5更新)

液晶はその構造上,斜めから見ると暗くなったりする。15インチの大画面液晶を近くで見ると,中心部と上下左右の隅では入射角が大きく異なり,隅のほうは斜めから見たのと同じ状態で少し暗く見える(図解参照)。
また,バックライトの位置の関係で,下側が薄く見えるようだ。
以前よりはかなり表示品質も向上しているが,まだ液晶だけでグラフィックの作成などを行うのは心もとないようだ。

一部の PowerBook G4 (15-inch FW 800) で,ディスプレイに白い斑点が表示される問題がある。その場合は,下記TILにも記載されているとおり,アップルコールセンターに連絡を。

TIL#86632 PowerBook G4 (15-inch FW 800): ディスプレイにかすかな白い斑点が表示される

▲INDEXへ

液晶にドット落ちがある (2001.5.7作成)

これは,PowerBookに限ったことではないが,ドット落ちや常時点灯ドットがあるのはTFT液晶の宿命といえる。ひとつひとつのドットに対して制御するため,莫大な集積回路になっているTFT液晶は,完全なものだけを出荷するようになると,液晶だけで数十万円になってしまう。
アップルでは10以上のドット異常か5mm以内に複数のドット異常がある場合に保証交換になるときく。ただし,ドット異常の全くない液晶に交換されるという保証はない。

TIL#22194 Active Matrix LCD Display: 液晶ディスプレイのドット抜けについて

▲INDEXへ

日本語入力時,意図せずに確定してしまう (2001.5.7作成 2004.1.5更新)

トラックパッドがタップ可能になっていると,特にJISキーボードは左寄りになっているため右親指のつけ根あたりが微妙にトラックパッドに触れてクリックした状態になり,日本語入力が確定されてしまうことがある。

この問題に対処するためのシェアウェアに「TapGuard」がある。このコントロールパネル書類をインストールすると,キーイン後一定時間マウスやトラックパッドからのクリックを受けつけないようになる。$5のシェアウェア。

Mac OS X 10.1以降では「システム環境設定」の“マウス”に「入力中はトラックパッドを無視する」という項目が追加された。ここにチェックマークを入れておくことで,この問題を回避することができる。
なお,Mac OS X 10.3では,「システム環境設定」の“キーボードとマウス”にある“トラックパッド”の「偶発的なトラックパッドへの入力を無視する」という項目がそれにあたる。

▲INDEXへ

ゴム製の足がとれてしまう (2001.5.7作成 2003.6.18更新)

底面にある4つのゴム製の足だが,初代モデルは底面にあるくぼみに接着されているだけなので,移動時などに取れてしまうことがある。
取れてしまったら,とりあえず両面テープや接着剤などで応急処置をしておくしかいまのところ対策はなさそうだ。
足そのものを紛失してしまった場合は,アップルから有償で販売されている(在宅自己交換修理)。現在は消耗品ということで,保証対象外になっているようだ。

またセンチュリーから「ゴム足 for PowerBook G3 & G4」が販売されている。

GigabitEthernetモデル (550/667MHz) 以降の場合,ゴム足の取り付け方法が変更になり,右の写真のように裏蓋の反対側から補強されているため,取れにくくなっている。
もし取れてしまった場合は,裏蓋を取り外しての交換になるため,ピックアップ&デリバリーもしくは対面修理での対応になる。

▲INDEXへ

自動でスリープしない (2001.5.7作成 2002.9.9更新)

コントロールパネル「AppleTalk」の経由先が「赤外線ポート(IrDA)」で,AppleTalk がオンのときは自動でスリープしない。
TCP/IPファイル共有中はスリープしない。TIL #60597JN
また,サウンド入力をしている場合もスリープしない。これには,音声認識のソフトウェアを使用している場合も含まれる。
通信ソフトやFAXソフトを使用しているときは,スリープしないことがある。FAXソフトの場合は,自動受信をしない設定にすると解決する場合が多い。
その他には,サードパーティ製のフォーマッタでハードディスクをフォーマットしている場合に,スリープしないこともある。
なお,AppleTalkをオンにしていると,スリープからの復帰に時間がかかる。

Mac OS X 10.1以降で,FireWireまたはUSBに接続したハードディスクドライブを取り外したあとは,自動でスリープしなくなる。これはAppleも認めている不具合で,原因等は現在調査中とのことらしい。
Apple Knowledge Base #107066:Mac OS X: Computer Does Not Go to Sleep After Disconnecting External Hard Drive (英文)

▲INDEXへ

日付と時刻がリセットされる (2001.5.7作成 2001.12.10更新)

日付と時刻設定を記憶するために,PowerBookはバックアップバッテリを利用している。このため電源アダプタとメインバッテリを両方とも外したままスリープやシステム終了の状態にしていると,日付などがリセットされることがある。
このバックアップバッテリはメインバッテリを外した状態で,スリープ時は約3分,システム終了時はおよそ5時間ほど設定を保持できる(ただし,バックアップバッテリが十分に充電されている場合。十分に充電するには,48時間電源アダプタを繋いでおく必要があるらしい)。
そのようなことがないのに,日付がリセットされるときにはパワーマネージャのリセットを行ってみよう(パワーマネージャをリセットした場合,日付もリセットされる)。
また,リセットの際にリセットボタンが押し込まれたままになっていないか注意する必要がある。押し込まれたままだと,起動のたびにリセットが行われて,日付けなどが初期値にに戻ってしまう。

上記をチェックしても解決しない場合は,バックアップバッテリの交換が必要かもしれない。

TIL#30017JN PowerBook: バックアップバッテリのチェック方法

▲INDEXへ

 Made on PowerBook G4.
 Since 2001.5.7


当サイトはご自由にリンクしていただいて構いませんが,できるだけトップページにリンクしてください。

運営管理人:ほしいち webmaster@pbweb.jp